「花粉症に効くお茶」と芸能人や有名ツイッタラーが紹介し、愛飲者の多いジャムーティー!
そのジャムーティーからステロイド成分が検出されました。
ステロイドは本来医薬品に使用するもので、負傷部位に塗り込んだりして炎症を抑えるものです。
しかし、摂取量によっては副作用もでることがあるので大変危険な成分となっています。
そして、返金には対応しているのかも気になりますね。
この記事では
・ステロイドの危険性(副作用)
・ジャムーティーに含まれているステロイドの含有量
・返金はあるのか
・紹介した芸能人
以上を紹介していきます。
ステロイドの危険性(副作用)
ステロイド使用による副作用を簡単にまとめると以下のとおりです。
・免疫力の低下
https://www.twmu.ac.jp/NEP/steroid.html
・骨密度の減少
・糖尿病
・消化性潰瘍
・血栓症(血液が固まりやすい)
・精神症状(不眠症、うつ病)
・ムーンフェイス(脂質の代謝障害によって、顔が変形)
・動脈硬化
・高血圧症
・白内障
・緑内障
・副腎不全
・にきびができやすくなる
・大腿骨頭壊死
ざっとまとめると以上の14個の症状が出る可能性があります。
本来医薬品として使用するステロイドは、医者が用途や容量を判断します。
そのため、医者の言う通りにステロイドを使用するか、薬に記載されている用途を守れば安全に利用できるものです。
過剰摂取による死亡例も?
2023年3月11日に筋肉系youtuberとして活動していたBigarmこと志村勝洋さんが急死しました。
死因は明らかにされていませんが、志村さんはアナボリックステロイド(筋肉増強剤)を21年間も使用していたことを明かしています。
その昨年の10月にもボディビルダーとして活躍していた北村克哉さんが36歳という若さで急死。
志村さん曰く、北村さんも同じくステロイドを使用していたそう。
志村さんは自身のyoutubeチャンネルで「ステロイドを自己流の使い方で死んじゃう人を増やしたくない」と語っていました。
2人とも、正確な死因は明らかにされていませんが、ステロイドの使用が原因なのは十分に考えられます。
ジャムーティーのステロイド含有量
ジャムーティーに含まれていたステロイドの種類はデキサメタゾンというものでした。
1gあたり3ug含まれていたそうです。
これをジャムーティーのパッケージに記載されてある量を1日2回飲用したとすると
・約15ugのデキサメタゾン摂取
・ステロイドが含まれている医薬品の約35分の1
いくら微量だったとは言え、身体に悪影響を及ぼすものを体内に入れるのは嫌ですよね。
返金はあるの?
現在のところ返金に対応してくれるのはAmazonと楽天のみということが判明しています。
さすが大手通販サイトは対応が早いですね。
販売元の株式会社香塾からは謝罪文のみしかメディアに向けて発信させておらず、今後の対応が気になるところです。
紹介した芸能人
ジャムーティーをテレビやラジオ、Twitterで紹介した芸能人や著名人は以下のとおりです。
・マジカルラブリー村上さん
・ジャングルポケット太田さん
・アルコ&ピース平子さん
・滝沢ガレソさん(Twitter)
紹介した芸能人は謝罪文を投稿しています。
影響力のある方々がオススメ!と発信していたので、愛飲していた人も多かったそうです。
花粉症は日本が抱えている国家的問題といって、岸田総理も動こうとするほど発症者が多いアレルギーとされています。
そんな症状に効くお茶があるならば一度は購入してしまいますよね。
紹介していた芸能人たちも、被害者の一人です。
まとめ
ジャムーティーに含まれていたステロイド成分はデキサメタゾンという成分でした。
含有量は医薬品に含まれている約35分の1とかなり微量。
現在返金対応可能なのはAmazonと楽天の2社。
しかし、ステロイドの副作用はたくさんあるので、飲用していた方はお近くの病院に相談に行ってください。